まず初めにこの小説は「性同一性障害」を抱える主人公
「慎(しん)」が自分が性同一性障害者である事に気がつき
一つの恋愛を通して色んな事を学んでいきます。
「性同一性障害」とはわかりやすく説明すると
「心と体の性が一致しないこと」
最近TVや本で結構取り上げられて来てるから
わかる人にはわかるだろう。
だけどまだまだ偏見がある。
僕自身も「性同一性障害者」です。
何故、自分が体は女なのに男だと認識しているのかわかりません。
あくまでも実話を基にしたフィクションであり、登場する人物、団体名などは架空のものです。
この小説を通して少しでも「性同一性障害」について知っていただけたらと思います。