橙色への思い-君ニ届ケ

作者侑恵

アタシの好きなものは、夕日、テニス、そして…恍弥…その中の一つが…他のものからアタシを永遠に引き離すなんて―『神は時として残酷…予想も出来ない事を平然としてしまう…』


「ねぇ、マネやらない?」





「はぁっ!?」





突然の友達の誘い





引きずられていくアタシ





着いたのは…男テニの部室の前 





何でアタシ…ここにいるんだろう…?





そこで出会った一人の男の子






1つ下の後輩






ある事がきっかけで、アタシたちは次第に仲良くなっていく…





生まれる不思議な感情 









でもね









神はその感情を許してくれなかった-






アタシが幸せ過ぎたから…






『神は時として残酷…

 予想も出来ない事を

 平然としてしまう…』