それは目の当たりにした奇跡の瞬間だった。

作者晴時

泥だらけになって追いかけたボールとぶつかり合う意地と。その果てに確かに残る何かを、俺達はきっと探してたんだ。――高校野球を通して描くひと夏の物語。

たったひと夏。


一瞬の思い出。


目指した先で。


掴むものは果たして――?




泥だらけになりながらおれたちは、

小さな野球ボールを追いかけてた。



さあ、



試合、開始。




>こだまのぞみ様

>rina様

>裕様

>けろろd_`#!様


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