僕が歌うと君が笑うから

作者ミケ

詩。17歳、普通の女子高生。大詞。16歳、バンド嬉々のウ"ォーカル。幼なじみ二人の、頼りない、一生に一度の恋。

君が笑ってくれるなら、


声が枯れるまで唄い続けるよ。








君の笑顔が、僕を捕えて、


離さない。




‐大詞‐








優しい声で、


私の隣で、


ねえ、歌って?











あなたの声が、


私を捕えて、


離さない。




‐詩‐








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ずっと変わらない関係が、確かな想いに変わるとき。


奏でる旋律。

つむぐ言葉。










君にとっての幸せが、

いつも隣にありますように。

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17歳、女子高生、詩。


16歳、人気バンドのヴォーカル兼男子高生、大詞。



幼なじみ二人の、

頼りない、








一生に一度の恋。