もしも、あの人と出会わなければ、
今夢は、見ていなかっただろう。
もしもあの人と出会わなければ、
今、青空の下で笑顔で私はいなかっただろう。
たとえ、苦しいことがあっても、
あの人と一緒にいる時間だけは、
忘れられる。
いつも、青空の下で君は、輝いている。
1章 君との出会い
中学校に入学して、1週間ぐらいたったころだった。
友達もでき、ワクワクした気持ちだった。
『キーンコォーンカァーンコン』
「さようなら」と、日直が、
それに続き「さようなら」とみんなの声。
「今日、部活見学いこぉ~」
と、友達のみずきにさそわれた。
そして、別に部活に入る気もない私は、
「別に時間あるし、OKだよぉ~」
と、いった。
「別に今日暇だし、帰っても勉強するだけだしー」
という、心の中の気持ちで、
私の進む道は、左右するのだった。