3月に香る君の存在

作者あさぎ

偽りの彼女と偽りの彼氏

「先輩のとって、私はどんな存在ですか?」



「大切な存在だよ」



「どんな意味で大切ですか?」



「妹のように……かな」






知らないままでいたら


どんなに幸せで


どんなに愛おしく感じただろうか……