ずっと好きでいてくれたキミに。

作者夜弘

「この条件はどう?」
軽く言いながらも本気で告白してくれた君と、秘密の交際が始まりました。






3つ並んだ家がある。




そのうちの2つはマンガみたいに窓が近くて

そのうちのひとつはそれをただ見守るしか出来ない。





それが今の私たちのようで悲しくなった。







(そんなこと、知ってるよ)





キミの口癖はコレだったね。


同じ思いをしていたキミは、

どれほどの痛みを味わったんだろう。







 

ずっと好きでいてくれたキミに




 幼馴染××親友