ココアミルク。

作者みずあめ。






 ある日突然の出来事――






 「あたしのココアミルクっ!!」



 「は? 誰がそんなん決めたんだよ」






 きっかけは些細なこと。


 あなたがあたしの

 ココアミルクを

 勝手に飲んだことから始まった。



 

 甘くて甘くて



 それはまるで




 「ココアミルク」のような恋だった――