桜並木の下

あなたに出会ったあの春


初めてキスした暑い夏の日


すれ違った

紅葉の綺麗な秋の夜


背中を向けた

雪の降る冬の静けさを




あたしはきっと忘れない。




幸せだった事


苦しくて、苦しくて

涙を流すことしか

出来なかった事



それでもあたしは

後悔なんてしてないよ。




あたしの担任であり、

彼氏だったあなたが



奥さんを裏切り

指輪を外した時間は



あたしのものだった。