ゆる

森野の世界観に脱帽
物凄く深い小説で、衝撃を受けました。

文章が綺麗で、その分森野の見ている世界がとても残酷なものに思えました。

森野の書いた小説については、本当の意味を知ったとき、ゾッとしてしまいました。

人の汚らしい部分。人の綺麗な部分。
人にはその両面があると思います。

この小説はそれらをとても上手く再現していたように感じられました。

また、互いに互いを知りながら、ゆっくりと惹かれて行く過程に、本当の愛を感じました。

私は作者さんみたいに上手く文章にまとめて伝えられませんが、とにかく森野と相沢の関係が良かったです。二人の絡みも面白くて好きでした。