屋上の恋

作者祐菜

走って走って走って、


逃げ込んだ屋上。



息が出来ないくらい泣いたって、


空は澄み切って綺麗で。



自分の小ささに



嫌気がさす。





自分の醜さに



悲しくて笑った。