傘と猫と、君と。

作者好咲 愛亜

中2の時に出会った王子様。高1になった今、王子様に似た人と出会うが――!? 待っているのは衝撃的な結末(になる予定)

 

 雨の日の放課後。


 捨て猫を見つけた次の日の放課後。



 泣いているあたしを凝視している男の子に。


 泣いている、同じ高校の制服を着た女子に。



 出会った。



 「なんで泣いてるんですか」


 「肩、濡れてますよ」






 ――出会いはきっと、神様でもない、“――”からの贈り物だと思った。



 3/26 タイトル変更させていただきました!