またキミに会えた、

 

 

 

 

それだけで十分だよ。





もう宛先のないメールを 送るのはやめよう。


                                    


 

 

「俺好きな人がいるんだ。」



久しぶりに会ったあなたはそう、いとおしそうに

呟いた。


                                    

「俺も力になるから。」





優しい言葉をかけてくれたのはいつも私の後ろを

歩いていたあなただった。



                                    

「…届いて!!!」


                        

2年越しの想いは

届くのかーーー。





「私は葵の家族ですから。」




私×彼



ほろ苦い同居生活。