幼少期に建て売り住宅に越してきた深羽(みう)。
同じように隣と向かいの家に越してきた朝燿(ともあき)朔夜(さくや)兄弟と、一人っ子の蘭(らん)。
幼い頃は常に一緒だった。
しかし、時間が経つにつれ四人の関係も変わってゆく。
面倒見が良くフットワークの軽い朝燿、気難しいが正統派美少年の朔夜、儚げで妖艶な少年になった蘭。
いつまでも変わらないことを望み、けれど不変なものなどないことを知る。