はじめて付き合った彼女は過去に鬱病を患っていた。
今思えばお互いに依存性性格だったのだと思う。
ヒロとエミリはキャラメルママで一年ぶりに再会する。
すらりと痩せて綺麗になったエミリにヒロはまったく氣づかなかった。
「この綺麗な子は誰だろう」。
やがて二人は恋に落ちてしまうのだが・・・。
このとき二人が決してうまくはいかないことを女主人のミドリは直感していた。
ヒロの初めての恋が夏の終わりに始まる。
ミドリが直感した恋愛寿命はたったの3ヵ月。
あのときの恋は本当に恋と言えるのだろうか。
サヨナラの季節が近づくとヒロは今でも思い出す。
ヒロの記憶をたどるように綴るセツナイXセツナイ失恋小説。