たどりついた涙(下)

作者ako

たどりついた涙(上)に続く下編。女は恋をすると変わる。主人公あきが様々な体験をし夢をもった大人へと成長していくお話です。誰にでも必ず光がある!

19歳・・・子どもであって 大人である


どんな大人もみんな19歳だった


どんなにささいなことも、おっきくて深くて


楽しいことも、つまらないことも

全てが宝になった19歳



私を 私が 変えた19歳



ねえ19歳のあき。あなたの19歳は

いまの私を生んだの


遅くなってごめんなさい。



私があきであることに


あなたがあきであることに


やっとたどりつけたの



あきの19歳 そして あきの過去


全てが宝になったことを 光の箱が開かれることを



あなたはもう少し待てますか




19歳のあき、そして今のあき。



あきは変わらない    



運命をそのまま信じて









この作品は作者の体験を元にして作られたお話です。地球上にすむ、何十億人という人の中で生き方は何十億とあります


そんな数多くのなかの、たった一つの私の物語です。