光のように闇を溶かせ。 風のように雲を飛ばせ。 その先には―― ****天涯孤独の女の子と、幼馴染の教師との恋の話。
――
まったくちっともあいつへの感情が
なかったワケじゃないんだ。
ただ―――
ただ、
傷つくことを恐れた。
いつからかなんてワカんねぇよ。
スキとか、よく知らないけど、
守りたいと思った。
――――
光のように闇を溶かせ。
風のように暗雲を飛ばせ。
その先には、蒼と白。