一人の少女は、最愛の彼を信じて少しずつ転落していく

 いつもの見慣れた町が まるで

宝石をばら撒いたように きれいだ

皆寝静まっているので 私だけの世界

自由に飛べるなんて凄い私だけしか出来ない


 部屋に入ると眩しいくらいの色とりどりのクレヨンや画用紙が小さな机に沢山置いてある 私は、胸がわくわくしながら

一つ一つを順番に取っていくいよいよ

幼稚園の始まりだー