必然な呪い【完】

作者蜜香

愛してる、ってあなたは言った。でも、これは愛なの?自由が欲しかった。だけど、私は自ら自由を手放していた。その事実に気づきもしないで。

あなたは言った。


愛してる、って。


痛いほどの抱擁の後に、キスの雨を降らせながら。



だけど、


これは、愛なの?