生まれつき、体の弱かったあたしの隣にいてくれたのは…
―――あの2人でした。
「那奈美って可愛いよね。」―――― 幼馴染みの一人
「勉強わかんないの?」――――真面目で
「那奈美、僕わ泣かせたりしないよ?」――――優しい
―――空(そら)
「うっせーよ、馬鹿那奈美!」――――幼馴染みの一人
「黙ってろよ!関係ねぇだろ?」――――煩くて
「…もう、俺に構うな」――――不器用な
―――博斗(ひろと)
ずっと ずっと 傍に居て当たり
前な存在だと思ってた
僕らには、君が隣に居るのが
当たり前だったんだ。