私達は人が起こした一つの間違いで出会った。あなたは私に本当の強さを教えてくれた。今はあなたが教えてくれたその本当の強さで生きてるよ。ねぇ、ちゃんと見てる?

「もしもし?」



「……」




「もしもーし?ユウタどうしたの?」





「もしもし、こちら救急隊の

者ですけどユウタさんが事故に

合いまして、今救急車でユウタさんを運んでるんですけど保護者

の方ですか?」




「…いいえ、彼女ですけど…

あの、ユウタが事故したって

本当ですか?どこの病院ですか!?」




「ユウタさんが事故した直後

この番号にかけてたもんで

保護者の方かと…

申し訳ありませんけど

御家族の方ぢゃないとまだ

教えられないので…」




「意味わかんない!

はやく教えろよ!」




ブチ、プーップーップー




私達は人が起こした間違え

で出会った。



ユウタ…あなたは何のまえぶれも

なく突然私の前に現れて


あなたと恋をして

たくさんの思い出を作って。



あなたは何のまえぶれも

なく突然私の前から姿を消した。


たくさんの思い出を

残して。


会いたいよ…ユウタ。


もしももう一度あなたと


会えたなら私は…