チャル

絶望じゃない
意味なく襲われて殺されるだけのホラーとは違い、忍び寄る恐怖の正体もその解決方法も示されています。


幼い頃に疑いもなく信じていた家族の絆は、一度バラバラになるとそう簡単には戻らない。
それでも心のどこかでしっかりつながっている・・・つながっていてほしいという願いが幼い時の歌の形で現実化します。

もし、この思いに気づかなければ姉はどうなっていただろうか。

最後の真面目そうな男性と「忘れない」のセリフに、明るい将来の兆しが見えてホッとしました。


これから少しずつでも心の絆を取り戻していってほしいです。