「あ…あの…っ?」
「俺、お前のこと気に入っちまった」
「へ?」
「だから…ったく鈍いな…好きだっつってんの」
「え!?…あ…」
檀歌高校、ファッション科の寮2階、廊下。
私の口の中にアイツの舌が割り込んでくる。
「ンッ…アッ…ハァッ…」
苦しい…
スッ…
舌が出て行く。
「俺に惚れさせてやるよ」
『流れ星に願う…』のもうひとつのストーリー
笹山 陸と音無 優花-オトナシ ユウカ-の話。