ボクらの寮生活☆

作者半月

「あ…あの…っ?」




「俺、お前のこと気に入っちまった」




「へ?」





「だから…ったく鈍いな…好きだっつってんの」





「え!?…あ…」




檀歌高校、ファッション科の寮2階、廊下。




私の口の中にアイツの舌が割り込んでくる。




「ンッ…アッ…ハァッ…」





苦しい…





スッ…




舌が出て行く。





「俺に惚れさせてやるよ」








『流れ星に願う…』のもうひとつのストーリー




笹山 陸と音無 優花-オトナシ ユウカ-の話。