彼の声は/tama
優しい気持ちになる短編ですが、病気の時の心細さと、ふとした瞬間のホッとする安堵感。『お互いが大切な存在なんだね』と優しい気持ちで見守ってあげたくなるカップルの小説です。ありそうでなさそうな・・・。寝込んでいる時には、誰しも『こういう風に心配してくれる人が傍に居て欲しいな』と憧れる小説でした。