満足感
過去の強烈な経験から、男性恐怖症や暗所恐怖症の主人公が、だんだんと心を開いていくそんなストーリー。


後半からは目が離せず、一気読みしました。
シリアス部分はとことんシリアス。
でもほっこりできる部分もあり、恋愛感情だけでなく、友情や家族愛を織り込んであり、読んだ後は満足感で溢れていました。


しいて言うのならば、もう少し恋愛感情がぐっと表に出てくれるとわかりやすかったかな、と。主人公がどうして彼に惹かれたのかが、私には伝わらなかったので。

でも、本当に読みごたえあり。
満足です。