遥空~ただ一度、空を見上げて。~

作者箕華留

中学生

吾川 透。中学3年生。


マイペースな女の子。


最近は放課に屋上に行って、ちょっと感傷に浸っちゃったり、なんて・・・


感傷・・・今はもう11月。

透は、9月、夏休みが終わった直後に、大好きだった貴立賢悟に、彼女がいることを知る。


ショックを受けた透は、今も賢悟への想いを引きずったもの・・・


そんな時に、透は三上翔平に出会う。


それから、透の止まっていたままの恋は、少しずつ動き出す。


遠山中学校3年生。受験だってあるし、いろいろ大変な時期だけれど・・・

恋で頭がいっぱいで、勉強なんかしてられないよ!


主人公、吾川透は、今日も想う。

「また・・・あの時みたいに、二人で空が見たいな。」


簡単そうで簡単でない、ちょっと甘いような切ないような。

二人の、いや、何人もの人の恋が重なった恋物語。