存在しない彼女

作者ハル






俺は彼女を殺した



ずっと俺は後悔し続けてきた




もう、存在しない彼女




…でも、突然俺の前に現れたのは



彼女に瓜二つの君






「愛美さんは、彼方君を

 恨んでなんかないよ」




俺を救ってくれたのは


君でした―…