ぬくもり

作者花奈

10年前の、あの日から輝(ひかる)は孤独になった。心を閉ざした輝。そして、人のぬくもりさえも忘れてしまった...そんな中、私は彼方に出会ったの―…




貴方に出会えて


本当によかった。


生きている意味さえも

分からなかった私。


もし私が貴方に出会えていなかったら


こんなに人の愛が温かかったことなんて

思い出すこともなかった...


ずっと思ってた。


〝人を好きになるって?


愛されることって


どういうことなんだろう?〟って。



でもそれを私に教えてくれたのは…


紛れもなく彼方でした―…