私はなんでこんな体に生まれたのだろう?
どうしてこんな人生をおくらなければいけないの?
何で、私がこんな体にならなくてはいけなかったの?
私じゃなくても、いいじゃないか。
他の人でも良かったんじゃないの。
私じゃない、誰か。
こんな気持ちでいた私に、一筋の光をくれた。
こんな私を、励ましてくれた。
こんな私の気持ちを、受け止めてくれた。
こんな私を………。
『好き』と言ってくれた――――。
彼は、臆病な私を外に出してくれたんだ。
彼は私に、『恋』という気持ちを、教えてくれた。
彼は私にとって、すごくきれいな一筋の光であって、唯一の、大切な人だった―――――。