愛はそこらじゅうに転がってる
わざわざ探すまでもない
いつの時も
どんな場所ででも
予期せぬタイミングで
人は人を好きになる
世界に愛は
あふれている
ありふれている
どこにでもある
いくらでも見つかる
無数に存在してしまっている
そんな、まるで薄い価値のはずの愛は
しかし手にしてしまうと、唯一のものとなり
誰の元にも、簡単に愛は訪れるが
決して、同じものはなく
かけがえがなく
世界でたったひとつ。
この物語もまた
どこにでもあり、ありふれていて、そして
唯一無二の物語。