大好きな千歳へ。
わたしね、小説を書くことにしたんだぁ。
千歳が知ったらなんて言うかな?
「春奈に小説なんて無理だって!」
そう言って、またわたしをバカにするのかな?
でもね、わたし最後までがんばって書くよ。
千歳への手紙のつもりでこの小説を書きます。
遠く離れてるあなたに
どうか、この長い長い手紙が届きますように。
普通の女の子、
中学生の春奈が好きになったのは…
同じ女の子の千歳でした。
※実話をもとにした小説です。