クラスでの私は、猫を被った
可愛いくって物わかりのいい
都合のいい女
どんな男だって、そんな表面上の私に騙されて
食いついてくる
だけどほんとの“あたし”を知れば
みんなみんな離れていく。
「君のこと、本気で好きなんだけど・・」
こいつだって、きっとそう。
「あたしってこういう人間なんだけど、これでもまだ好きって言えんの?」
「どんな人でも、好き」
―――――…なに、こいつ
どうして…