赤いところと白いとこ

作者ゼロ

これは僕が10年前に経験した恋愛です。今でも思いだす。彼女は天才でした。

1回だけ自殺未遂した事があります。


それは僕が死にたいのではなく、当時の彼女の変わりに死のうとした。それは愛なのか、未だにわからないけれど、とにかく今も僕は生きているし、彼女もどこかで生きているだろう。


あの時はそう。

『ベティーブルー』にあこがれていた。




そんな僕が22歳、彼女は17歳の時の春の思い出です。


今思うのは


ベティーとゾーグの様に

田舎街で

広い広い土地で


ペンキ塗りでもしながら静かに暮らしていたら今でも一緒にいたんじゃないかってね。


彼女はベティーではないから