虹の向こうに

作者たくろー

都立の高校に通う2年生の響。

小学校で親が離婚し、兄弟は離ればなれになる。

ロックバンドで成功することを夢見て、日々軽音楽部の部活に励む。

『信じられるのは自分だけ・・・』そう思っていた彼を、彼女の優しい瞳が変えた奇跡。

『虹の向こうに何があるか知ってる?響くん。』


それが彼女の最後の言葉だった。