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日常の絵1ページ完結なので、文章のその場面が目の前に広がるような絵画感がありました。日常のひとコマを描いた作品です。ところどころ関連があるのは嬉しい部分です。反面、1話の文章が短いために、その場面に実感がわかないと印象には残りにくいかもしれません。また、「啄く」などは読むことができませんでした。啄む(ついばむ)は作中にも出てきましたが、常用外の漢字なのでここはひらがなでもよかったようには思われます。気軽に「この場面は私にもあった」という想いを味わいたい人向きでしょう。