17の夏

晴れ渡った夜空に響く

救急車の音



悲しみくれる病室の中


本当は誰よりも悲しいであろう君は涙ひとつ流しちゃいなかった


優…


愛する女をおいて逝くなんてひどいだろう…


桜…



優の代わりになんてなれっこないのわかってる



だけど君の笑顔のためずっと傍にいると誓う


どんなことからも桜を助けてあげる。



だから、今は泣いて下さい…。