綺麗な恋を知らない僕ら

作者美紀

君と笑えたあのときの気持ちはもう思い出せないけど、君のキラキラな金髪、くしゃくしゃにして笑う顔、大好きだった大きくて暖かい手はきっと一生かかっても忘れられないね


好きだった


声を聞くだけでドキドキした


触れるだけで涙がでた



でもきっと


私達は違いすぎたのかな


「馬鹿じゃねーの」


「俺とお前じゃ違いすぎるだろ」


「…ごめん、」



あなたの好きなとこ


くしゃくしゃにして笑うとこ


不器用だけど優しいとこ


ゴツゴツした大きな手


嘘つくのが下手くそなとこ


大好きでした

大好きです。