水没少年。

ツンデレな女の子と
振り回される男の子の話。





「ふっ。立てば芍薬座れば牡丹、歩く姿は百合の花とは正に私のことを指すのよ。」



「ただし黙ってればの話だけどな。」





「私みたいな人のことを容姿端麗、八方美人、美辞麗句と言うのね。」



「綺麗なイメージの四字熟語を並べたんだろうが、残念ながら3つのうち2つは褒め言葉じゃねえよ。」







ツンデレな女の子と

振り回される男の子の話。






「ああ、もう。まったく。

僕は君に溺れっぱなしだよ。」