明日、また君に会えるまで

作者更紗

遠江家の大豪邸に居候することになった睦姫。気になる遠江の御曹司は婚約者もちで…。謎が謎を呼ぶ不思議ラブストーリー。

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忘れてしまった記憶は、あまりにも大切だった。




どうして忘れてしまったの。



どうして思い出したくないなんて思ったの。




あの人の心に触れるためには、


あの人の傷を癒すには、



わたしの記憶が必要なのに――――――。
















単身、アメリカに転勤してしまった父は、睦姫に隣町の屋敷で世話になるようにと手紙を残した。



戸惑いながらも屋敷を訪れた睦姫を待ち受けていたものとは…?




恋?


事件?


それとも…花嫁修行?










大きなお屋敷で繰り広げられるロマンチックラブコメディ。


睦姫の運命はいかに…?