海―星空―

作者

あの夏、私の、大切な、大切な人を失った。



なんで…?

満開の星空の下。

何度も君の名前を呼んだ…。


返事は……




返ってこなかったね。


私、恋なんてしなければ良かった。

君と、出逢わなければ良かった…。


でも、違うんだよね?


私、また、恋……してもいい?

きっと君なら、いいよ。って、優しく微笑むんだ。


ありがとう…。


あいつと、出逢わせてくれて、ありがとう…。