素直になろうよ

作者いちごみるく

幼馴染の雄大 繭 健吾 康太
雄大は高校生になったら突然繭をさけはじめた。
仲良かった私達4人はいつの間にかバラバラになって行く
雄大が繭を突然避けた理由とは……。

いつまでも素直にならなかった。


だから、苦しむことになったんだ。




自業自得わかってるけど、素直になれない自分がキライ。



ー私達4人の出会いは私が6歳のときから始まった。ー



そう、すべてはここから始まったんだ。



「雄大、一緒に遊ぼ!」


「繭!何回いえばわかるんだ。年上の人は"くん"をつけなきゃいけないんだよ!」


「繭!これで遊ぼうよ。」


「繭たん、これであちょぼ!」


「康太くん"まゆちゃん"でしょ。」



私は幼いなりに、この瞬間が一番楽しかった。



いつもまでも続くと思ってた。




私たちも成長していくんだね。





私は幼かったから何にも知らなかったんだ。




「繭はねー。雄大も、健悟も康太くんもみんな好きなんだ」


「繭、みんなはダメだぞ。結婚は1人しか選べれないんだ。」


「だって、繭みんな好きだもん!」




いつの間にか私たち4人は壊れてしまった。