君色の自転車

作者浮華楽

乃姫に光を与え続けた自転車に乗る彼と幼馴染、それから大親友と紡いでいく少し切ない恋のお話。

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君と話しているのが好きだった。






からかわれるのでもただ呼ばれただけでも、本当に何でも良かった。







君のその整った横顔を見ていられるだけで良かった。




それが、私にとって最大の幸せだった。