夏に咲く花~大嫌いな君へ~

作者y0u.










大声で笑うこと、


大声で泣くこと、



それが

こんなににも幸せだということ。



教えてくれたのは・・・



大嫌いな君でした。


                 (咲夏)














君は・・・


美しくて、可愛くて、儚くて、


そして時には強い。


あの日、見た夜空に咲く大輪の花は

君そのものだった。


観客を一瞬にして惹きつけ、魅了し

煙の様に消えてしまう。


残された後の俺達は

永遠に君に目を奪われたままだというのに。


後に残ったのは白い煙と微かな火薬の香り・・・


そして俺達の熱い熱い夏の思い出。


                 (巧)







2008.6.8~