いつか今の生活から抜けられる日が来るのだろうか…


そんなことを考えながら日曜の夜を過ごしている。


わたし槇村美樹は23のなんの取り柄の無い平凡な会社員。


変わりたいって常に願ってはいるけど

なにも行動してないし、したいことも見つからない。


彼氏も1年前に別れて以来、仕事も忙しくできないでいた。


このまま結婚しないで一生ひとりなんじゃないか…


そんな不安が休日ひとりでいる時なんかに

思わず出てくる。



好きな人がいないわけじゃない。


でも付き合うのがこわいのだ…


前の彼氏と別れた時のことがトラウマになってしまっていた