清乃
きっかけはいつどこにあるか分からない
トラウマを乗り越えて――
こういった偶然の産物も充分ありうるだろう。長く闇を彷徨っていた主人公?が救いの女神に出会えて本当に良かったと思う。
ただ、冒頭から沢山の人物の登場で正直混乱する。その沢山の人物はストーリーにそんなに絡んでこない為、これは読者様をただやみくもに混乱させるだけなので改善をおすすめする。
それと、理乃と主人公のことについて、桃子とのことについて、トラウマの内容、が全て印象が弱い。トラウマになるほどのショッキングな出来事と思えないのは心理描写があまりにも削られているからだと思われる。桃子に「こいつなら……」と感じたことについてもどうして桃子でなければいけないのか、印象が薄く説得力に欠ける。
この辺を改善すればもっと印象深く味わい深い作品になると思う。
宣伝ではとっても興味をそそられたので今のままでは勿体無いと思う。
頑張って下さい。