アンタなんかが好き

作者茸子

美琴(みこと)は、恋人の雅樹(まさき)からプロポーズを受けるかどうか悩んでいるときに、社長の孫の晶彦(あきひこ)にも惹かれてしまう。
美琴はどちらを選ぶのか?







「やっぱり、私が好きなのはアンタだけみたい」







「そんなこと、最初から分かってたから」








そう言って君は、いつもみたいに私に微笑んでくれるんだ。












……やっぱり私は、



アンタなんかが好き