栄華を求め、貧窮に喘ぐ家庭に反駁するように名門私立高校へ入学する女子高生あい。逼迫しながらも、あいの将来を鑑みて私立高校への進学を許す両親。高校生活にも慣れ始めたものの、金銭感覚など周囲との違いに惑溺してしまうあい。そして更なる上流階級への羨望を抱き始める…。

高校随一の美貌と財を持つ瞳。そしてあいが恋してやまない男子高生、陣。あいは陣にだけは自分の過去や素性を話していた。それを親身に聞いてくれる陣にあいは益々恋慕していった。


栄華を求め、瞳を憧れたあい。


「いつか瞳のようになりたい…」


そしてそんなあいの思いが現実の事になるのだが…。