あおい
キレイな世界観
持田さんの小説には誰にも真似できない雰囲気がある。これもそうだった。
主人公の二人が
笑っちゃうほどますっぐで不器用で
驚くほどに強くてもろい。
どっちかというと、重いテーマの話だけど、それを忘れるやわらかいタッチ。
恋と呼ぶにはあまりにもあいまいな気持ちでつながった二人。
忘れない、忘れたくない。
私はこの二人に心からあってみたいと思った。
不思議。ずっと前から、私はこの人たちを知っている気がする。
そういう魔法が使える作者さんは素晴らしい。
二人はひねくれたことを言うけれど
きっと誰よりも真剣でピュアだと思う。きっと。何に対しても。
長文レビュー失礼しました。