ぜひ主人公とあなたを重ねて読んでみて下さい。
遠い過去に迷い込んだ現代の女の子が、一人の青年と出逢った。
名は望月亀弥太義澄。彼は土佐の脱藩志士であった。
生と死が隣りあわせだった時代。
いつどうなるかわからないこの命、大切なものがそこにはあった。
時代の流れは速すぎて、逆らえないけれども。
お願い。生きて。
戦に散った哀しい恋の唄。