響 ~琴線に触れた君~

作者はるか

当たり前の幸せなんてない事を僕は忘れていた。

そしてそれに気づいたときには…

もうその幸せを失っていた。

どうしてそうならないと気づかないのだろう?


でも確かに失ってしまったものは戻らないけれども…


当たり前の事が実は幸せ。

そう気づけた事が幸せなのかもしれない。


結局は今…どうするかが大切なのだから。


生きているのは過去でも未来でもない。

今なのだから。


でも…僕はまだくすぶっている…。